2020年の年末、いよいよ「グレートコンジャンクション」を迎えます。
これは、木星と土星が水瓶座で重なる特別な転換期。
冥王星は約200年ごとに変わります。これまでは牡牛座・乙女座・山羊座といった「地」の星座だったのが、
2020年12月22日からは、双子座・天秤座・水瓶座といった「風」の星座に移ります。
約200年前の産業革命でさまざまな技術革新が起こり、自動車や飛行機、などの登場で私たちの暮らしは豊かになりました。
そうしたモノやお金といった〝物質的な豊かさ〟に重きをおく「地」の星座の時代が終わり、これから始まる「風」の星座の時代は、
情報やコミュニケーションなど〝目に見えないもの〟にスポットライトが当たります。
少しずつこうした価値観や社会のルールのアップデートが始まる、まさに大転換期の幕開けなのです。
皆さまの記憶の中から歴史をひも解くと、東西ドイツに分断されたベルリンの壁が作られた1961年夏は、山羊座の終わりで木星と土星が会合。
その翌日、アメリカではレーガン大統領就任、3月には狙撃されて重傷を負うという事件も。 この年は木星と土星の会合が数カ月に渡って続き、
6月には中国共産党が、自国で行われた「文化大革命」が誤りであったことを正式に発表しました。
1980年~1999年までの20年間には、過去200年の間で例外的に、通信・コミュニケーションを司る「風の星座」である天秤座で木星と土星が会合。
1980年代後半から始まったネット革命、そして90年代にはパソコンが本格的に利用され始めました。ポケベルから携帯電話が浸透し始めた時期でもあります。
1980~1999
- 日本の自動車生産台数が世界一。
- イランイラク戦争(80年に勃発し88年に停戦)
- 1981年1月、在イラン・アメリカ大使館人質事件の解放は天秤座での木星と土星のコンジャンクションの時でした。
- スペースシャトルの初飛行。
- 天然痘の根絶宣言。
- ジョン・レノン銃殺事件。
- エイズウイルスの発見。
- ファミコン発売やゲームウォッチのブーム。
- ルービックキューブブーム。
- マッキントッシュ発売。
- 日本人の平均寿命世界一に。
- バブル景気。
- ブラックマンデー。
- 元号が昭和から平成へ。
- ベルリンの壁崩壊。東西ドイツが統一。1989年11月で、蟹座の木星と、山羊座の土星がオポジション(180度)のときに起こりました。
- 米ソ冷戦終結。
- ウォーリーをさがせ!ヒット
- ソビエト連邦の崩壊。
- (クイーン)フレディ・マーキュリーが死去。
- ヨーロッパで欧州連合(EU)が発足。
- 南アフリカ共和国で全人種参加選挙、ネルソン・マンデラが大統領に。
- Windows 95発売。PC業界における一大ブームを巻き起こした。
- 香港、イギリスから中華人民共和国に返還。
- マザー・テレサ死去。
- 世界初の量産型ハイブリッドカー、トヨタ・プリウスが発売。
- ヨーロッパ単一通貨ユーロ登場。
- マカオ、ポルトガルから中華人民共和国に返還。
- パナマ運河、アメリカ合衆国からパナマに返還。
世界的に見てみても朝鮮半島の分断後に初の南北朝鮮首脳会議が開かれ、11月のアメリカ大統領選挙では歴史的接戦の末に、共和党ジョージ・W・ブッシュが当選。 中東ではパレスチナ問題が激化し、それまでの中東和平プロセスが事実上、崩壊に追い込まれました。 このときの木星と土星は、保守的で安定を求める牡牛座に位置していました。 日本では介護保険制度がスタート、また日銀がデフレスパイラル回避のため、それまでのゼロ金利政策を解除したことも記憶に残っています。
2000~2019
- EU域内12カ国、通貨をユーロに統合。
- ipod発売
- 初の日朝首脳会談。10月15日に拉致被害者5名が日本へ帰国。
- イラク戦争開戦。サッダーム・フセイン政権崩壊。
- ネパールで王制が廃止される。
- リーマン・ショック。
- バラク・オバマ、第44代アメリカ合衆国大統領に就任。
- アラブの春。
- 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)が発生。
- なでしこジャパンがワールドカップで優勝。
- アナログ放送終了。
- ドナルド・トランプが大統領就任。
- 元号が平成から令和に改元
2020~
- 新型コロナウイルス
- 第92回アカデミー賞ポン・ジュノ監督作がアジア映画初となる作品受賞
・鬼滅の刃大ヒット
・米 大統領選挙
・・・・・・・
2020年 1月 偶然かもしれないけれど冥王星と土星この2惑星コンジャクションが山羊座で起こったころ世界中が新型コロナウイルスで不安を仰がれています
冥王星と土星が配置した過去には第一次・第二次世界大戦、自然災害や金融恐慌などに関係が深いことが知られています。
さらに時代をさかのぼると14世紀のパンデミック、「黒死病」と呼ばれたペストの時代の星の配置とも符合していることがわかってきました。
人類が進化するための、建設的なサイクルで、世界の歴史を形作る作用があります。まずこの組み合わせは相互する力がぶつかり合うことから
世界のいたるところである種の衝突や崩壊があり、その後、解放、建設へと進みます。政治や経済シーンでも、従来のシステムが変革を余儀なくされる時期なのです。
※木星 :大吉星
- 拡大&発展、援助、成長、保護、幸運、楽観的、寛容、包容力、善、容認、肯定、リラックス、宗教、哲学、専門的な知識
- 公転周期:約12年
※土星 : 試練の星
- つかさどること
努力、秩序、ルール、制限、忍耐、責任、保守的、安定、権利、契約、組織の力、課題 - 公転周期:約30年
- つかさどること
変容、破壊と再生、死、闇、こだわり、抗えない力、絶対的、強制、深刻さ - 公転周期:約200 ~ 249年
冥王星は必ず再生してくれる天体。辛くても、見捨てることはありません 試練を与える土星も必ずよくなる作用があります。
2023年からは冥王星も水瓶座に入り「風の時代」が本格的に。
2024年11月20日、冥王星が水瓶座に完全に入り、冥王星水瓶座時代が本格的にスタートします。