昨日は、日本各地で雷雨がありました。

恵みの雨をたっぷり吸収してどんどん成長するとき

雷は稲妻とも言いますね

雷が多い年は豊作と言われるほど雷と稲をはじめ植物とは、深く関係していることがわかりました。

稲妻とは、そのものずばり「稲」の「妻」という意味なのです。現在では妻というと女性を指す言葉ですが、元々「つま」という言葉は配偶者や恋人のことを表す言葉で、妻だけでなく、夫も「つま」と呼んでいたのです。ですので、元々は稲の夫、だったところが、夫のことを「つま」と呼ばなくなった時代になって、稲の妻=稲妻と変わったわけです。

雷の語源が「神鳴り」であることからもわかるように、雷は、世界中の多くの神話において、神の持つ強大な力として知られてきました。そういうこともあり、神様の力を宿した光によって稲が実ると考えられていたのでしょうが、雷が発生することによって、稲が豊作になるというのは、科学的にも理にかなっているのです。

気象学的な見地からすると、雷が多い時期の降水量や日照量などは稲の生育に都合が良いそうですし、また、雷によって引き起こされる空中放電によって、空気中の窒素が分解され、その窒素化合物が水と合わさり、雨水となって地面に降り注ぐのですが、この時の雨水に含まれる成分は植物の生長に欠かせない硝酸なのです。

さらに、最新の研究によると、稲だけでなくキノコも落雷によって豊作になることが証明されました。岩手県で4年間にわたる研究の末に、稲妻と同等の強さの電気的刺激を与えることによって、いくつかの種類のキノコは通常の2倍以上の収穫が得られることがわかったのだそうです。

雷、⚡⚡⚡ 雷鳴がすると  怖いイメージだけと じつは、ありがたいことを知りました(⋈◍>◡<◍)。✧♡