今日は厳しい親の顔色を窺って暮らし 親の叶わなかった夢を子におしつけた結果
家族、親子関係がだんだんよくない方向へ向かった深刻な親子関係のお話し。
親が叶えれなかった夢があったようで中学から始めた部活動は自身が率先して入部したわけではなくて親が決めた部活だったそう。素質があったわけではないけれど来る日も来る日も練習を重ね 市内の大会で順位が上位に入り親の期待がエスカレート。
でもどんなに頑張っても褒められることはなく顧問からのパワハラも日常茶飯事 時には体罰をうけたこともあった。
もっと頑張らないと駄目!結果を出せない自分が悪い。と、自分を追い込む日々だったそう。
中3になったころ部活から帰宅して空腹なのに食事もとれないほど肉体的にボロボロ、気持ちまで落ち込んで精神的にも追い込まれそれでも親は、部活に関する会話で圧力をかける・・・。
部活に嫌気がさし始めているものが上達するでもなく 部活への思い入れも成績も中途半端で辞めたいと叫ぶことさえもできず ネガティブ思考でパッとしない学生生活を惰性で送るのがやっとだったのに親は、全くそんなこと気にもせず 子に託したあきらめきれない夢もかなわないと、確信。それから益々子への対応が悪くなるばかりで家庭内の雰囲気は最悪! そのうち学校にも行けず、引きこもるようになり高校進学も危うい状態になったとか。
親が子を思う気持ちが強すぎて子供の意見を阻害し、おしつけになってしまっては、愛ではなく「エゴ」と化し毒親となります。
このようなケースの場合 親が子供さんのことを一番に想い、幸せを願うのであればシンプルにエゴだったと認め 子が何を求めていたのかを傾聴してあげてほしい。未成年でも子どもさんを信じ そっと、遠くから見守る。子離れすることを推進します。
このままだと親子共々一生苦しむのが目に見えます。
子は、まず、自分自身に「頑張ったね。」と褒めてあげて ゆっくり休む。
気持ちが落ち着いたら専門家に相談しながら自分自身を取り戻していただきたいです。。